社会人の学校通いは投資より高級消費

2011.12.17

何らかの学校に通うような勉強について考えてみる。具体的には、海外の大学へのMBA取得などを目指した留学、国内で社会人を受け入れる大学院での勉強、司法試験や税理士など資格の取得を目指した専門学校での勉強といったものが考えられる。外資系の経営コンサルティング会社のように、いずれかの時点での海外MBA取得が半ば勤務継続の条件になっているような場合を別として、個人が自発的に勉強しようと決意して、何らかの学校に通うことが増えてきた。

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企業派遣で学費を企業が持ってくれている大学院生などもいるが、かつてと比較すると自分で勉強する人が増えたと思う。だが、実は、私は過去数年、ある大学の主に社会人を対象とする大学院で、資産運用に関する授業をIコマ担当する非常勤講師をやってきたのだが、学生に、大学院で学ぶことにどのようなメリットを期待しているのかと聞くと、答えが今一つ具体的でないように感じることが多い。年齢にかかわらず勉強しようとする姿勢はいいことだが、こうした社会人の勉強はキャリア形成のうえで、あるいは将来の転職の際の価値という意味では疑問がある。転職に関する限り、社会人大学院で取ったMBAは、大きなプラスのポイントにはならない。海外大学院のMBAでも、誰でも知っているくらいに有名な大学の大学院のMBAでかつ本人の年齢がせいぜい三〇代前半くらいまででないと、転職の際の武器にはならない(知り合いのヘッドバングー複数に聞いた)。




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